長時間座っていて立とうとした際腰が伸びない腰痛のケアー方法

このような症状心当たりありませんか?

■長い時間座ったあと腰が伸びない。

■座って立ち上がる時腰が痛い。

■座った後に歩き出すと腰やお尻、太ももの裏が痛む。

 

このような症状がある場合、原因は内ももの筋肉が弱くなっているかもしれません。

内もものストレッチやトレーニングで痛みを改善しましょう。

 

 「座ったあと立とうとしたとき腰が伸びない、痛い」の原因は筋肉の硬さが原因

 「座ったあと腰が伸びない、痛い」の原因は、筋肉の硬さです。

筋肉は長時間同じ姿勢をとっていると固くなってしまいます。

また筋力が弱まっていたり、関節や筋肉の可動域が低下したりしていると、短い時間でも硬さを起こしやすくなります。

座ったあとに、腰やお尻、太ももなどの筋肉が、座ったままの形で硬直してしまうと、腰が伸びなくなったり、痛みやしびれを起こしたりします。

腰が伸びなくなる原因となる筋肉はいくつかありますが、とくに見逃されやすいのが太ももの内側の筋肉です。

 

 内ももの運動

内もものストレッチやトレーニングをおこなうことで、座った後の硬さを防いだり改善したりすることができます。たくみ整骨院では、次のような自己ケアーを指導しています。

 

 ワイドスクワット

ワイドスクワット

ワイドスクワットは、普通のスクワットより腰や膝に問題がある方でも安全におこなえるトレーニングです。

膝に手を置くようにしながら、ゆっくりと腿が床と水平になるくらいまで腰を落とします。

水平まで無理な方は、できるだけ腰を落とすようにしてください。

腰を落としてから戻る時に、膝の力は使わずに脚を閉じるように内腿やお尻の力を使うことで、内もものトレーニングになります。

1セット10回を2~3セットおこないましょう。

 

 内もものストレッチ

 

ストレッチ内もも

座ったあとに腰が伸びない症状を改善するストレッチで、私の経験上最も効果があるのは開脚のストレッチです。

図のように脚をできるだけ開いて上半身を前に倒すストレッチですが、これができない方も多いので、次のように片脚を曲げておこなうことをおすすめします。

これでもつらい場合は、伸ばしている方の脚の膝を少し曲げてもオーケーです。

上半身を前に倒すと内ももやハムストリングが伸びます。

適度に伸びたところで止めて、20秒ほどその姿勢を保ちます。

 

楽に深呼吸をして身体の力を抜いてください。

20秒ほどで上半身を元に戻します。

20秒を1セットとして、2~3セットおこないましょう。

軽く伸びるだけでも良いですから、無理をしすぎないように気を付けてください。

 

ワイドスクワットや開脚ストレッチをおこなうことで、逆に痛みやしびれが増したり、違和感を感じたりする場合もあります。

そのような場合は即中止してください。ぜひご参考になさってください。

たくみ整骨院