首の筋肉の固さが強くなると出てくる症状について(斜角筋症候群)

首の筋肉の固さが強くなると出てくる症状(斜角筋症候群)について解説してみました。参考にしてみてくださいね。

 

斜角筋症候群は、首の側面に位置する斜角筋が原因で引き起こされる症候群です。この筋肉は、首の動きを制御し、腕の神経や血管が通過する領域と近接しています。斜角筋が異常な収縮や緊張を示すと、周囲の神経や血管に圧迫がかかり、様々な症状が現れることがあります。

主な症状は次の通りです。

1. 首や肩の痛み 斜角筋の緊張により、首や肩に痛みやこりが生じることがあります。これは特に長時間同じ姿勢を続けたり、姿勢が悪い場合に顕著になることがあります。

2. 腕や手のしびれや痛み 斜角筋の圧迫により、腕の神経や血管に圧迫がかかることがあります。その結果、腕や手にしびれや痛みが生じることがあります。

3. 首の可動域の制限 斜角筋の緊張や圧迫により、首の可動域が制限されることがあります。首を動かすと痛みが増すことがあります。

 

斜角筋症候群の原因は多岐にわたります。姿勢の問題、特定の活動やポジションでの長時間の繰り返し、肩や首のケが、ストレスなどが関与することがあります。斜角筋症候群の管理や治療には、適切な姿勢の維持、ストレッチ、マッサージ、などが役立ちます。

たくみ整骨院